官能分析ソリューションを利⽤した受託試験とコンサルティングサービスの紹介

新型コロナウイルスの影響で、様々なイベントが中⽌、延期となっています。このブログのタイトル、これは本来4⽉に開催される予定であった「ifia JAPAN 2020」の中でプレゼンテーションする内容でした。同展⽰会も、この先の開催⾒込みが⽴っていないことから、この場で⼀⾜先にご紹介します。

アルファ・モス・ジャパンでは、これまで⾹り、味、外観を数値化するための分析システムや、官能評価の⽣産性を⾼めるためのソフトウェアFIZZなど、機器とヒトを使った官能分析ソリューションの販売を⼿掛けてきました。そのプロセスで蓄積した資源(モノ、ヒト)や知識をさらに有効活⽤するために、お客様の商品開発や、官能評価などのプロジェクトベースでの依頼試験やコンサルティングを積極的に受ける仕組みをつくりました。

主に、次のようなサービスを提供します。

  • 新製品と既存品(競合他社品含む)と官能的な違いに関するマッピング
  • 保存試験における変曲ポイントの評価
  • クレーム品の異味異臭について、基準品ロットと品質的差異の解析
  • 社内・社外QDAパネルの構築
  • 新製品の官能的特性の把握とその定量化(QDAなど)
  • 嗜好に起因しているキードライバーの解析

これまでは、新製品の特徴強化のための機器分析データの取得が中⼼でしたが、近年では、海外企業からの依頼で、⽇本市場に上市予定の製品改良品のQDA試験や、国内企業が海外で新たに市場を開拓する際の現地消費者を利⽤した嗜好試験まで、幅広い官能分析を実施しています。

市場は、どんどん広がっています。アルファ・モス・ジャパンは、試験が必要な場所で、必要な試験法(機器分析、官能評価)をもって皆様のプロジェクトを⽀援します︕