臭い!硫黄化合物の高感度分析

硫黄化合物の多くは、嗅覚閾値が低く、わずかな量で不快な臭いを呈するほか、それらが純ガスや反応ガスに混ざることでその品質に影響を与えることがあるため、食品や環境、また化学工業など多くの分野において管理対象となっています。

一般的には、ガスクロマトグラフ(GC)で分離したあと炎光光度検出器や、質量分析計を検出器として分析されますが、ヘリウムや水素などを要するうえ、定期的な校正が必要となるため、使用にあたって設置場所、オペレータのスキルが条件となります。さらに濃縮が必要であったりと、硫黄化合物の測定に、結構困っている方が多いのではないでしょうか?

Chromatotec(フランス)が開発したtrsMedorは、独自の技術による湿式検出器を用いて、各種硫黄化合物をppbレベルで検出します。しかも、前処理要らずで、分析時間もわずか10分程度。また、パーミエーションチューブを内蔵しているため、校正も自動化され、さらに窒素ジェネレータを接続することで、ボンベも使いません。

ラボだけでなく、現場でも簡単に使える硫黄選択的GC、様々な硫黄化合物の定量のための新しいツールが登場です!

脳で味わう

ナショナルジオグラフィックチャンネルの「脳トリック2」という番組で、食欲について面白い実験がされていたので、その一部を紹介したいと思います。

世の中は食べ物の情報であふれています。
ブログ、料理番組、有名人のコメントなど・・・。日頃、私たちはどのように食べるものを選んでいるのでしょう?実は、様々な感覚が働いているため、食べ物そのもので選んでいるわけではないのです。

どれを食べるか選ぶときに基準となるのは、体が求めるものではありません。脳が惹きつけられたものです。つまり、何を食べるのか、決めているのは、わたしたちの脳。

食品産業は、多くの点でショーだと言えます。
観客は、わたしたちの脳。食品を売るには、食べたいと思わせるテクニックが必要です。そのひとつが着色料。着色されるには理由があります。スーパーなどで売られている食品が、鮮やかできれいなのは、消費者を惹きつけるためです。

私たちは食品を食べるずっと前から、目で味わっています。脳が視覚からの情報を感じ取っているためです。食品の色が鮮やかで派手であるほど、脳は食欲を刺激されます。さらに、多くの場合、箱の中身よりパッケージで食品を選んでいます。

すべての色の中で、赤と黄色が最も食欲を刺激すると言われています。食品の見た目は、実際にどのような味がするかより大切です。違うメーカーの製品でもまったく同じように作られ、まったく同じような味がすることがあります。その場合、大切なのはパッケージでしょう。

目隠しで視覚情報を遮断し、さらに鼻栓で嗅覚情報を遮断すると、味が分からなくなります。食のエキスパートであるフードライター、フードブロガーたち3名が挑戦しました。シナモンを口にしたら、カレー粉、コショウ、イチゴ味のパウダーなどの答えが・・・・。

バーベキューソースは、イチゴ味のピューレ、マヨネーズ。ゆで卵を食べさせたら、豆腐、硬めのゼリー、マシュマロなんていう回答。ゼリーは、クランベリーソース、プリン。ペペロニの場合は、加熱しすぎた野菜、ベーコン、スパイシーなフルーツ???

味覚と嗅覚は密接なつながりがあり、両方同時に働きます。そのため、鼻を摘まんで食べると、どんなに香りが強い食べ物でもまったく分かりません。目隠し、鼻栓、協力者があれば、家で試すことも可能です。ゆで卵とマシュマロを間違えても決して驚くことではありません。

テーブルクロス、イス、スプーン・フォーク、ナプキン、どれが食べ物の味をおいしくさせますか?答えは、スプーンやフォーク。それらの素材は味に大きく影響します。白いプラスチックのスプーンで食べると、金属のスプーンで食べたときより高級な味に感じるそうです。

食事をするときは、すべての感覚がフル活動しているんですね!つまり口で食べているのではなく、脳で食べているということです。

当社の見た目と香りと味の刺激を測定する技術に、脳の情報処理の仕組みを加えて食欲を測るシステム・・・
近い将来、完成させたいものです。