オフィスやレストラン、ホテルなど、⼈が⼤勢が集まる場所でのにおいは、不快感を与えるだけでなく、職場であれば、仕事の⽣産性を下げることにもなります。加齢臭や汗臭のような体臭や、⾹⽔も適量以上に使えば、周囲にとっては悪臭です。
においの感じ⽅や好みは、個⼈で異なり、またにおいの発⽣源である本⼈は気づかないことが多いです。そこで、客観的ににおいを測ることができるデバイスを室内に備え付け、臭気変化を監視することで、「スメルハラスメント」に対策する試みが増加しています。
RUBIX PODは、50m2以上の範囲のにおい、空気質をマルチガスセンサーを使って連続的に監視するだけでなく、温度、湿度、騒⾳、照度、振動、微粒⼦などを同時に測定します。
データは、すべてクラウドのソフトウェアに10秒ごとに記録され、各項⽬の許容範囲を越えると、SMSやEメールで管理者にアラームが送信されるので、換気をよくしたり、空調をつけたりなど、すぐに対策を施すことができます。
さらに、その環境にいる⼈々の主観的な感情(臭すぎる、暑すぎる、騒がしすぎる・・・)をQRコードで反映させることもできます。客観的な測定値に加え、個⼈の感情を記録することで、どのような状態が、⼈を不快にさせるかを明確にします。
RUBIX PODは、快適さを指数化し、においを中⼼とした複合的な環境要因を視覚化します。ウェルビーイングの取り組みが盛んになっている今、その向上に役⽴ちます。